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2024.11.13
憂鬱な気持ちの奥にあるもの
神奈川小田原市を拠点に活動している、 みんなのよりどころ「わりん」は、不登校でお悩みの方に対して心理セラピーをさせていただいております。
前回は、ある出来事について苦しくなってしまうのは、思い込みや信じ込みと言った「観念」から来ているというお話でした。
今回は、その「観念」に気づくポイントや「感情」を見ていく方法をお伝えしていきます。
「観念」に気づくことは、日々の感情観察が鍵となります。
以前の私の場合で言うと、子どもが通う学校へ出向き先生やスクールカウンセラーと会う際は、とても憂鬱でした。
なぜかというと
「子どもが不登校で、ダメな母親だと思われている」
「責められる」
という思い込みがあったからです。
(実際、先生方は理解もあり良くしてくださっているのにも関わらずです。)
なぜそう感じるのか、気持ちの奥を見てみると
「評価されるような子どもを育てなければいけない」
「子どもが評価されなければ、自分も評価されない」
「評価されない自分は価値がないし、愛されない」
というネガティブな観念がありました。
【起こる出来事】(学校へ行き先生と会うこと)から、【どういう感情】(責められているようで憂鬱)になっているかを見ていくと良いでしょう。
「観念」は、幼少期に親やまわりから刷り込まれた記憶が多くを占めるため、ここから更に過去の経験や出来事を思い出すことで、
「だから自分はこう感じるんだな」と腑に落ちます。
【本当の自分を知ること】につながると、現状やこれからの未来を良くする糸口になります。
マイナスな感情を感じたときには、自分を知る絶好のチャンスです。
日々流してしまいがちな感情を、一緒に見つめてみませんか?
一人で悩まずお気軽に、いつでもご相談くださいね。
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