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2025.03.22
子どもへの期待

神奈川小田原市を拠点に活動している、 みんなのよりどころ「わりん」は、不登校でお悩みの方に対して心理セラピーをさせていただいております。
3月のこの時期は、お子さんが卒業を迎えた方もいらっしゃると思います。
親としては、我が子の晴れ舞台を見たいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは卒業式に出席してほしいという子どもへの「期待」になります。
期待することは悪いことではないのですが、いかに客観的に見るかが大切です。
「期待」をしていると、「その期待」以外のことではどれも満足できなくてガッカリしてしまいます。
つまり【期待と期待外れはセット】ということです。
期待する気持ちの奥には「〜するべき」「〜ねばならない」「〜する必要がある」
などの完璧主義につながる囚われの思考があります。
完璧主義であると、自分を厳しく追いつめ不足感を生み出し、自分自身を苦しめてしまいまいかねません。子どもへの期待も同様です。
自分の中にどれだけ、この「〜するべき」等があるのか俯瞰してみましょう。
気づくだけでも、完璧主義が緩まり気持ちが楽になるでしょう。
そして、今の現実をありのまま受け入れ「ない」ことより「ある」という思考に変換してみましょう。
卒業式で例えると
「卒業式に出席できなかった(ない)」と思うより「卒業できてよかった(ある)」とハードルを下げてみるのもいいでしょう。
どうしてもそのように考えられず辛い場合は、長い目で俯瞰してみることもおすすめです。
20年後の自分やお子さんを想像してみてください。
現在あなたが苦境にいるとしても、それらを乗り越え今とは違う未来が見えませんか?
漠然としたものかもしれませんが、客観的にご自身や現状をポジティブに見ることができると思います。今は辛い出来事でも、それは人生の通過点であり人生の糧になるのです。
どうしても期待が手放せない、完璧主義で生きづらいと感じた方、これらは潜在意識が深く関係しています。
ご興味ある方やお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。
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